2016年10月25日
「サンダー・リバー・ラピッズ・ライド」とはどんなアトラクションなのか。豪テーマパーク「ドリームワールド」で事故。
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オーストラリア東部のゴールドコーストにある同国最大のテーマパーク「ドリームワールド(Dreamworld)」のアトラクションで事故が発生し、これまでに4人がなくなったことが報道されています。
「ドリームワールド」は1981年12月15日に開設され、現在では5種類のジェットコースターを含む40種類以上の乗り物やアトラクションで構成されるオーストラリア最大の複合テーマパークですが、地元紙によると事故のあったアトラクションは「サンダー・リバー・ラピッズ・ライド(Thunder River Rapids ride)」という川下りのアトラクションのようです。
事故のあった「サンダー・リバー・ラピッズ・ライド」とはどんなアトラクションなのか
※動画は事故があったとされるアトラクションですが、事故にあわれた方とは無関係です。
「サンダー・リバー・ラピッズ・ライド」は円形のいかだのような乗り物に搭乗し、水流の中を進んでいくアトラクションですが、ジェットコースターのように乗り物がレールに固定されている訳ではなく、水底のログを辿って乗り物が進んでいくタイプのようです。
目撃者によると事故は乗り物が転覆し反転したことで起きたとされ、原因はベルトコンベヤーシステムの故障の為とされています。
ちなみに同アトラクションでは安全装置として腰回りにシートベルト状の固定器具を巻くことが動画から確認できます。
日本のテーマパークにも、「サンダー・リバー・ラピッズ・ライド」と似たような水流の中を進んでいくアトラクションがありますが、今まで安全無事故で通っていた設備でもいつ何が起きるのかわからないということを思い知らされる事故でした。
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