2016年06月10日

芸能・エンタメ

ベッキー仕事復帰会見。ファンキー加藤、円楽の不倫会見との違い。

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「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音さんとの不倫騒動で芸能界活動を休止していたベッキーさんが10日に都内で会見を開き、騒動についての謝罪と仕事復帰の報告をしました。
 
 1月6日に釈明会見を開いて以来、約5ヶ月ぶりとなる会見では、騒動について吹っ切れたのか終始清々しい表情で報道陣の質問に答えていたベッキーさん。
 
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 会見ではベッキーさんの言葉に抽象的な表現が多く、川谷さんの元奥さんに対し配慮していた為、多くを語ろうとはしていませんでした。
先月13日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ(金スマ)」に出演した際に騒動についてはある程度本音で語っていると思われる為、その必要がなかったのかもしれませんが。

 
 関連記事⇒ ベッキーが金スマで中居と話した不倫騒動についての内容全文
 

その会見の一部内容がこんな感じです。
 
 

会見の一部内容 ※省いてある部分もあります

 

記者「1月6日の会見で“(川谷さんとは)友達である”と事実とは異なる会見を行いましたが、その理由と、あらためて今どのように思うか教えてください。」
 
ベッキー「本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。申し訳ありませんでした。」
 

記者「川谷さんと最後に連絡を取った時期と内容を教えてください。」
 
ベッキー「時期は1月の中旬なんですけど、内容に関してはご迷惑をおかけしてしまうので控えさせて頂きます。」
 

記者「今は川谷さんへの気持ちはないですか?」
 
ベッキー「申し訳ない気持ちです。」
 

記者「川谷さんは会見などを開いてませんが、ベッキーさんはどう感じていますか?」
 
ベッキー「それぞれの考えや立ち位置ががあると思うので私は特に・・・。」
 

記者「復帰の番組について、元奥様と会う前に収録を行ったことはどう考えていますか?」
 
ベッキー「配慮が足りなかったと思います。本当に申し訳ありませんでした。」
 

記者「川谷さんへの気持ちが覚めたのはどのタイミングですか?」
 
ベッキー「徐々にという感じなので、タイミングと言われても難しいです。」
 

記者「自分の中で吹っ切れたと思うタイミングはいつ頃ですか?」
 
ベッキー「いつ頃でしょう・・・。いつとは言えませんけども徐々に気持ちがなくなっていったので。いきなりパッと気付くことでもないというか、徐々に無くなっていった感じです。」
 

記者「思い悩み涙する日もあったんですよね?」
 
ベッキー「はい。」
 

記者「それは何日、何ヵ月くらい続いたんですか?」
 
ベッキー「自分でもハッキリと期間は覚えてないですけど割とありました。そういう日々は。」
 

記者「また恋愛関係に戻りたいという思いからですか?」
 
ベッキー「色々なことがありましたので、色々な思いがあったと思います。」
 

記者「川谷さんと恋愛をしていた時期に戻って頂いて、川谷さんの一番の魅力はどこにあったのでしょうか?」
 
ベッキー「元奥様の気持ちもありますので、それに関してはコメントを控えさせて頂きます。」
 

 


 
 
 抽象的な表現が多いですが、それにしても記者の質問内容も“どうなの?”と思ってしまうものがあります。
 思い悩む日々が何日だったとか、昔の気持ちに戻って川谷さんの魅力を言えとか結構むちゃくちゃです。
 
 騒動後、約半年間の活動休止と金スマでの復帰インタビュー、そして今回の記者会見と重ねて、だいぶネットでもベッキーさんの復帰に寛容な姿勢を見せる人が増えてきたように感じます。
さすがに叩かれるだけ叩かれましたからね。
あとは今までの分を取り戻す為に確りとテレビで活躍していくしかないと思います。
 
 また、タイミング的にも他の芸能人の不倫報道や会見が重なった為、ベッキーさんがそれほど注目されなくなってきているというのもあるかもしれません。
 
 内容だけ見れば、友人の元妻とW不倫して妊娠させたファンキー加藤さんの方がよっぽど悪質だと思いますし、同日に不倫の謝罪会見をした三遊亭円楽さんはなぜか“見事な会見だった” なんて言われる始末ですから。もう芸能界どうなっているのか。
 
 関連記事⇒ 円楽、不倫会見に称賛の声?世間の反応はなぜ寛容なのか。

ファンキー加藤、円楽会見との違い

 
 
 ファンキー加藤さんは不倫会見に臨む際、妻から「しっかり謝ってこい」と背中を押されたことを会見冒頭で明かしていますし、また不倫相手の元旦那で友人でもあるアンタッチャブルの柴田さんは会見で「加藤ちゃんはこれを機にひとつ大きくなってほしいですよね。」とエールを送っています。
 今回の不倫について、自分たちの中では既に話はついていて、これ以上引っ張る内容ではないということを暗に示しています。
 
 円楽さんも会見に臨む前に妻から「頑張りなさい!」と激励されたことを明かしていますし、2年前にダウンタウン浜田さんが不倫した際も、妻である小川菜摘さんが自身のブログに浜田さんを擁護するコメントを掲載した為、騒動は収束しています。※ちなみに浜田さんは会見は行っておらず謝罪文を公開するに留まっています。
 
 不倫の一番の被害者である奥さんが、不倫について既に許しているとアピールすることによって、会見を見る人の印象をガラリと変えてしまっています。どれだけひどいことをしていようと、それを家族が受け入れているという現実がある以上、記者も容易に踏み込めないラインが出来上がるのではないでしょうか。 
 
 それがたとえ実際には夫婦関係が悪くなってしまっていたり、不倫相手との問題も解決していなかったとしても、世間にアピールが出来ていれば騒動の収束に繋がるのかもしれません。
 
 ベッキーさんにはそれがまったくありませんでした。もちろんベッキーさんは独身ですし、被害者は川谷さんの元奥さんなので、状況がファンキー加藤さん、円楽さんとはまったく違いますが、川谷さんの元奥さんは不倫を許すことは出来ずに結果的には離婚となっています。(そうなっても仕方のない事をしている訳ですが)
 
 もちろん不倫はいけないことですが、あまりにもファンキー加藤さん、円楽さん、ベッキーさんとで叩かれ方に差が出てしまっているように感じます。

 

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