2016年06月02日

テレビ

怒り新党 新3大「市場には出回らない旨すぎる貝」食べれば美味しいのに捨てられている貝とは?

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6月2日に放送された「マツコ&有吉の怒り新党」の人気企画「新3大」で“市場には出回らない旨すぎる貝”が、水産ジャーナリストである有識者、西潟正人さんによって紹介されていました。
 
見た目の悪さや食べづらさの理由で、食べれば美味しいのに捨てられている貝とはどのようなもなのでしょうか?

 
⇒ 新3大起源が分からない古代の巨石」謎だらけの巨大な石とは?
 
 

ツメタガイ / 愛知県

 
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有識者いわく、
“ツメタガイはアサリに傷をつける原因になるので、アサリの漁業者に嫌がられる貝”
“堅くて美味しいのだが捨てられる貝”

らしいです。
 
ツメタガイを軽く塩茹でした後、殻から身を取り出し酒と醤油で煮込んだ甘辛煮を番組では試食していましたが、その味は、
“食感はサザエに近く、煮汁がよく染みて酒の肴にピッタリ。噛むたびに磯の香と旨味が口の中に広がる”
とのことでした。
 
 

ツメタガイ
 
タマガイ科
殻高 約9cm
生息地
・北海道南部以南から東南アジアに分布
・水深約50cmまでの砂底

 
 
 

ボウシュウボラ / 神奈川県

 
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有識者いわく、
“別名は「けっぽう」。足で蹴るから「蹴放」。網に貝が食い込んで網を切らないといけないぐらい忌々しい貝”
“コレを食べた日には他の貝は食べれない。危うい旨さがある。”
らしいです。
 
殻を割り、中身を塩茹&薄切りにしたお造りを番組では試食していましたが、その味は、
“その味はどことなくミル貝に近く、脚と言われる部分はサッパリとした風味とコリコリの食感、貝柱は噛むほどに旨味がにじみでてくる”
とのことでした。
※内臓と唾液腺に毒がある為、知識がないと調理できない
 
 

ボウシュウボラ
 
フジツガイ科
殻高 約20cm
生息地
・房総半島以南からフィリピンまで分布
・水深約50mまでの岩礁域

ヒザラガイ / 富山県

 
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有識者いわく、
“本当に美味しいので内緒にしておきたかった。”
“ヒザラガイほど磯の香りを凝縮した貝はない。実に奥深く、噛めば噛むほど磯を食べている様である”
 
軽く塩茹でし殻をむいた塩茹でを番組では試食していましたが、その味は、
“甘みのある味が舌のうえで広がる”
とのことでした。
人気グルメ漫画「美味しんぼ」にも至高のメニューとして紹介されたことがあるらしいです。
 
 

ヒザラガイ
 
クサズリガイ科
体長 約5.5cm
幅 約3.2cm
生息地
・北海道南部以南に分布
・潮の干満がある岩礁

 
 
 

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